62歳の誕生日が定年退職で、そこから65歳の誕生日までの3年間は嘱託社員として勤務できるというのがウチの会社の制度だった。それがこの4月から改定されて、希望者は63歳または64歳まで定年退職を延長できるようになるとさ。つまり、嘱託社員という大幅な給料減額がなく、2年間社員として延命できるってこと。そして、65歳以降も嘱託社員でい続けられるようになったのかも。自分のこととしてとらえていないのでよくわかろうとはしなかった。あと2カ月ちょっとで55歳になるおいらだからまだ遠い先の話というのもあるし、この会社でそこまで長く働くことはないであろうから。会社が景気いいみたいなので、社員に報いるという体制があるのはいいこと。他企業よりもいい給料をもらっていて、その好待遇は少し延びるわけで多数の社員にとってはグッドニュース。おいらにとっちゃどうでもいいこと。
かれこれ3か月くらいちまちまと続けているVB.netのC#移行が果てしなく、いつまでも終わらない。変数の型定義をしなくてもいいのはVB.netでもC#でも同じだが、VB.netが極悪なところは文字型変数と数値型変数を左辺と右辺で代入できること。数値を文字化するのにToString()する必要がなく、文字を数値化するのにTryParse()しなくてもいい。ようするに、変数の型が本質的にないことが前提でコーディングされてしまっていて、そんなコードをC#に移行してしまったら、手作業で直すところが膨大に出てきてしまうということ。VB.netにおけるSelect Caseは万能すぎて困る。評価する変数にfloatやdoubleの浮動小数点やobjectまで何でも指定できた上で、不等号で大小関係までチェックできちまう。C#のswitch caseに移行されるのは仕方ないが、結果としてエラーになるため、ifやelse ifに手作業で変更しなければならない。こんなチマチマしたことをひたすらやっているから時間がかかって仕方ない。文句ばかり言ってても仕方ないからひたすら手作業を続けていって、そんな中にGREPして置換ができるとことは自動化していくことになる。引き受けた仕事なのでやり続けるしかない。元々VB.netの文法をよく知らなかったが、今ではだいぶ知識が付いてきたのでまぁよしとしよう。
月に2日有給休暇を取り続けると年間で24日取ることになり、そこにお盆と年末年始に全員が取る有給休暇である5日を足すと29日で、年初にあった30日の有給休暇を全部消化することになるというのが今年のミッション。有給休暇を全部取るなら、残業なんかして小銭をかせぐのはよろしくないと、先月2月は残業ゼロを達成した。20時間で5万円もらえるからと、仕事もないくせに残業するのはNG。仕事量を自分で制御できるようになったからなせる技。実際に仕事があって、その仕事がやりたいというのなら、ガンガン残業すればよい。おいらは仕事をしたいなんてつゆほども思えないし、そんな気持ちだから最低限のことしからやらないようにしている。定時に帰宅してプライベートに時間を費やすほうが人生が豊かになりそうだ。今の会社で32年も働いてきたわけで、だからこそそんな働き方があってもいいだろうと思い定めた結果。評価を得られなくなって、評価なんてどうでもいいと思えてきて、社内でどう思われようともかまわなくなったということでは一皮むけたのだろう。