CAD日記

主にAutoCADのことについて書いているけど、近頃は投資系ネタに注力している。自動売買、仮想通貨、PC関係、プログラミングなど。@caddiary

AutoCAD

Autodesk Solution Day 2009

投稿日:2009年6月7日 更新日:

おととい(6/5)行われたAutodeskのイベント「Autodesk Solution Day 2009」。
去年一昨年の記事をまず読み返した。
いずれも行ってから1ヶ月くらい後に書いた記事だが、今回は2日後に書いているあたりは
自分をほめておこう。
事前に申し込んでいたセッションは4つ。
D1「2D & 3Dが融合した設計・エンジニアリング ワークフローの実現」
B2「なぜ、AutoCAD が選ばれるのか?」
B3「設計データのコミュニケーション手法(1)」
B4「設計データのコミュニケーション手法(2)」
会社を出る時間が遅れてしまい、1つ目をスキップ。
中の2つを聞いたら、とたんに疲労が表面化し、週末の夕方ということも重なり、
一杯飲みに行ってしまったので4つ目もスキップ。
結果、2つのセッションに集中でき、展示スペースをみる時間もできた。
メーカー系、販売店系で、全14社の展示があった。
10分程度ウロウロしただけなので、特に印象に残るものはなかった。
以下で、出席したセッションのレポートをしておこう。
会社向けに既にレポートを書いてあるので、そこから使えそうな部分を切り出して、
少々追記したものだ。
●B2「なぜ、AutoCAD が選ばれるのか?」
なぜの回答は、カスタマイズ性の高さ/ユーザー数が多い/
信頼できるDWGはオートデスクだけ、という3つ。
カスタマイズ性の高さはその通りで、AutoLISP・ObjectARX・VBA・.NET APIと
4種類ものカスタマイズ環境を用意している点で他の追随を許していない。
AutoLISP以外はマイクロソフトにべったりである点が見逃せない点だ。
ユーザー数が多い、おっしゃる通り。100年に一度の不況を背景に、
何とか生き残ってきた国内CADベンダーが厳しい状況に陥り、
そんななか巨人オートデスクが市場支配を着々と進めている印象。
年に1度のバージョンアップを確実に行い、サブスクリプション契約増による
収益体質の向上。
AutoCADは、全世界で900万人のユーザーがいて、70万社が利用、
185カ国で使われているとのこと。
信頼できるDWG、つまりTrustedDWGキャンペーン。
AutoCADがクラッシュした際にオートデスク社に送信されるレポートによると、
その約半数がオートデスク製でないDWGの編集中に発生したとのこと。
「だからAutodesk製のDWGが信頼できる」という考えには疑問がある。
約半数という比率をどう読み取るかにより見解は分かれるだろう。
純粋にオートデスク製品だけを使っていてデータが壊れる件は何件も
報告されており、必ずしも非オートデスク製のDWGが原因でAutoCADが
クラッシュするとは決め付けられない。
非オートデスク製DWGを作るCADベンダーの開発者として、
これだけは主張しておきたい。
●B3「設計データのコミュニケーション手法(1)」
要するにAutoCADでつくった図面をJw_cadに渡す際のテクニックを教えるもの。
コンバータのような特別なツールを使わずに、いかにトラブルなくCAD間でデータを
受け渡すかということ。
レイアウトを使用したDWGを、EXPORTLAYOUTコマンドでモデル空間に書き出し、
R12形式でDXFに保存して、Jw_cadで開く。
他には、異尺度オブジェクトの扱い、寸法は分解しておいたほうがよい、
属性文字はEXPRESSツールのBURSTコマンドを使うとよい、ということに触れていた。
残念だったのは、スピーカーがJw_cadの初心者であったこと。
オートデスクの社員がフリーソフトのJw_cadについて語るということだったので
それなりに研究しているのかと思ったが、表面的な話に終始しており、
コアな話を期待していた私としては期待外れだった。
スピーカーは、今後もJw_cadとのデータ交換について研究するらしく、
アンケート用紙に記名してもらった人に協力を求めたいということだった。
おもしろそうなので、アンケート用紙に感想を書き込むと同時に記名しておくことにした。
どんな連絡がくるか楽しみだ。
アンケートに記入して受付に提出したところ、折り畳み傘をもらった。
傘を収納する袋には、Autodeskというロゴマーク。
もしや、傘自体にもロゴが着いているのではと疑ったが、
いまどきそんなアホなことをする企業はいるはずがなかった。
そんなことしたら、誰にも使われず即ゴミ箱行きになるのは、
火をみるより明らかだ。
景品の傘1
ひっくり返すと、協賛のATI社とHP社のロゴが。
景品の傘2
昨年もらった3色ボールペンは、今も大切に使っている。
景品の3色ボールペン
去年の時点で、来年はこれを持ってSolution Dayに参加しようと、
心に誓っていたが、そうそう約束は守れないものだ。
すっかり忘れていて、そう考えていたのを思い出したのはついさっきのこと。
来年は、今年もらった折り畳み傘を持っていくことを心に誓っておこう。

-AutoCAD
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