【節税】
サラリーマンを辞めたので、持っていかれる税金を減らしたいという欲望が出てきた。サラリーマンなら天引きされちゃって、あとは確定申告して少し戻ってくる程度のものなのに対して、独立して自分の(正確には妻の)会社の役員になったわけだから自分の給料は自由に決められることができて、所得税なんかをおさえるべしってこと。うちの会社は3月決算だから、辞めてからの6カ月は仮決めした給料をもらうことにしたのに対して、4月からはしっかり考えようじゃないかってこと。
所得税は課税所得金額によって5~45%と決まっている。累進課税。累進課税には2種類(単純、超過)あって、日本では超過が採用されている。課税標準が一定額を超えたとき、超えた部分に高い税率がかえれられる方式。だから、課税所得が境目にいて少しだけ超えたとしても全体への影響はなく、超えた分にだけ高い税率がかかるわけだ。
おいらの今年2025年の課税所得は465万円なので、330万円超~695万円以下の枠に入って税率20%。この枠の下が10%で上が23%。税率10%って今の半分だからすごい魅力があるが、年収にすると410万円にしかすぎない。月給にすると34.2万円。まぁこれでもいいかなって額。役員への給料を最小限にして、その分を会社側の収入にしつつ、可能な限りの費用を会社経費で使うって方法。今住んでいるマンションの家賃の半分は会社経費にしているし、会議費や消耗品でどれだけ使えるかがキモ。IT業だからパソコンとネット環境があればいいから、なかなか用途が思いつかない。人を雇うとか事務所を借りるってのもあるが、必要性がないことに金を使うのは無駄。
中小企業倒産防止共済は満額まで払い込んでしまったし、妻の分の小規模企業共済も同様に満額。おいらの分で小規模企業共済を開始するくらいか。このあたりは出口戦略として廃業する際の退職金にするしかないので、会社を存続させるあと10年弱は手出しできない。退職金と言えば、今回おいらが受け取った金額では税金がかからなかった。30年以上在職していると税金がほぼかからないという設計のため。一方、おいらは今後10年程度しか在職しないので、40万円×10年=400万円までが無税で受け取れる枠で、それを超えると所得税がかかっちまい節税にならん。だから小規模企業共済は最大で400万円までとする。
おいらはこういうのに向いているかもしれない。もちろん本業ありきなんだけど、こういうチマチマしたことを調べたり考えていることが好きな性分だということがわかった。
【休職率】
休職率の平均は0.6~1%と言われている。休職にもいろいろな理由があるが、「メンタルヘルス不調により連続1カ月以上休業した労働者または退職した労働者の状況」という厚労省が実施した調査の話。多くても100人に1人の休職者がいるって状態。世間的にはまぁそんなものだろうなと思う中、情報通信業は1.3%とかなり多い部類に入る。どことは言わないがおいらが関わる企業のある部門において母数100人程度を対象に調査したところ、3%という数字が出た。こりゃいかんなという状況。20歳代の男性に休職者が多い。夢と希望をもって入社してきて数年ガンバってみたけど、どうやらアカンとなって休職するのだろう。本人の適正ってことはもちろんあるだろうが、その上司と組織側にこそ問題があると思う。成果または売上至上主義で、社員への当たりを強めて管理しまくった結果だろう。やりがいのない仕事をひたすらやらされて、長時間労働が続き、出口の見えないトンネルを歩き続けるようなもの。そこには喜びや安らぎがなく、苦しみだけが続くと言う構図。そりゃー、メンタルやられて休職しちゃうわなって感じ。成果や売上はもちろん大切。社員を遊ばせておいて会社のチカラが弱くなってしまっては元も子もない。会社と社員のマッチングの問題であり、採用や教育にも関わる。また日本の雇用形態において社員が守られすぎていることも問題なのかも。欧米のように解雇規制をゆるめて、容易に会社を渡り歩くような雇用に徐々になっていけばいい。ただ、新卒から32年間も1つの会社に勤めたおいらなので、あまり説得力ないか。。でも独立して自由を手に入れたというのも確かなり。
【頂く】
いただくと打って変換すると頂くになるわけだが、この頂くの意味がわかっていないとはずかしいよって話。AIくんが端的でいいことを言っている。実質的な物をもらう場合や食事には「頂く」、行動を求めてもらう場合は「いただく」と表記するのが適切。ビジネス文書で「頂く」と書くことはほぼないと言ってよい。いや、そもそもどんな表現においても、頂くはいただくと漢字をひらくべきとすら思う。こういうのをモラル的、語学的などうでもいいと思っている人が若い人を中心に多くなっているので、おいらも歳を取ったということかもしれない。老害が若者に説教してイヤがられるという構図を感じながらも、メールで指摘をして説教めいたことを伝えた。なんでも漢字で書けばいいってもんじゃないので、ひらがなの美しさと正しさを感じてくれって。「はじめに」を「始めに」と書くのもよろしくない。「始めに」と「初めに」という二つの表現がある中、両者にはそこそこ明らかなちがいがあって迷うわけだが、だからこそひらがなでいいじゃないかという思考もあり。まとめを纏めと書くのは最悪。纏めという漢字を直感的に読める人は少なく、書ける人なんて皆無だという背景がある中、パソコンで変換すれば出てくるからインテリぶって確定するのだろう。またを又、したがってを従って、なんて風に接続詞を漢字にする人もいるね。絶対の正解がないのも確か。言葉は時代によって変わるわけで、過去にとらわれずに変化を楽しむくらいでいい。でもね、ビジネス文書における日本語表現を正しくしておくことが、信頼関係につながることがあるので、しっかり勉強していってほしい。もう勉強なんかしたくねぇぜという気持ちもわかるが、そういう基本がなっていない人とはなかなか信頼関係を構築できないよ。情報処理の基本がわかっていないのに、システムエンジニアとしての実務ができるかって話にもつながる。基本があっての応用(実務)だということを忘れずに、光り輝く未来を生きていってほしい。