AutoCAD 2007のDXFとDWGでは、文字がUnicodeコード化されてるんだって。
試しに、2007で「あいうえお」って文字を書いて、2007のDXFで保存して
テキストエディタで見たら、めちゃくちゃに化けてた。
そりゃないぜ、Autodeskさん。
DXFのメリットの一つは、専用のツールがなくてもテキストエディタで
中身を見れることなんだからさ。
少し調べたら、AutoCADで採用されてるUnicodeは、UTF-8っていうものらしい。
半角コードはShiftJISなんかと一致していて1バイトだけど、
全角は2~4バイトの可変長になるんだって。
ってぇことは、何文字あるかさえわからんてことだぁね。
秀丸くんで、ファイルを開くときの設定をUnicode(UTF-8)と指定したら、
文字化けせずにちゃんと読めた。
さすが、かしこいね、秀丸くん。
進化したテキストエディタを使えば、ちゃんと中身を確認できるな。
時代はUnicodeなんだよね。
Vistaだって、あれやこれやと文字に関する強化変更をするらしいけど、
その恩恵にあずかれるのは、Unicode対応アプリに限られるから。
昔ながらのShiftJISじゃー、限界は見えてるもんね。
うちのCADみたいに古くから売ってるアプリの場合、
どっぷりとShiftJISにつかってるから、
Unicode対応アプリに改造しろ! なんて話が出たら、大変よ。
きっと、一からCADを作ったほうが早い?
なんてことを言う人も現れるだろうな。
そんなに大変なわけではないはずよ。
でも、自分的にはやりたくねぇな。
泥臭い作業をコツコツとやれるほど、若くないからさ。
Unicode(UTF-8)をShiftJISに変換するプログラムを書いてみようと思う。
そして、2007DXF内の全角文字部分を全部、UnicodeからShiftJISに変換して
さらにバージョン表記のAC1021をAC1018に書き換えて、
2004形式のDXFに無理やり変換しちゃうのさ。
そうしたら、DXFだけでも2007形式のファイルを読み込めるかもしれない。
(DWGはバイナリ形式で、内部構造はわけわからんから無理ポ。)
非Autodesk系CAD初のAutoCAD2007形式DXFに対応!
なんてことをアピールしてみたりして。
そんなに甘くないかな。
あ、そうそう一つ思い出した。
今はまだ2006年なのに、AutoCADは2007。
こんなソフトはあんまりないから、どういう理由があるんだろ、と
かねがね思ってたんだけど、ある情報を小耳にはさんだ。
Autodeskさんの、会計年度が関係してるんだって。
確か4月に発売されたんだけど、Autodeskさんの会計年度では、
2006年4月~2007年3月が、会計年度で2007になるんだと予想できる。
もっと戦略的な理由があると思ってたんだけど、つまらない理由だな。
未来の技術を搭載しているから、とかそんな理由があってもいいかもね。