おいらがブログをはじめたのが2005年6月だから、17年も続けていることになる。今52歳だから35歳から書き始めたってことで、きっかけはPMツールなるAutoCADデータ変換ソフトの開発情報やらを伝えたくなったこと。
Breaker
それ以来約2千記事を書いているとは、我ながらよく続いたものだと感心することしきり。インターネットの浸透によって情報発信が可能になったことは大きく、気持ちと根気さえあれば一般人でも伝えたいことを伝えられるようになったのは社会の進化なり。こうやって情報発信している人間がおいらのまわりにゴロゴロいるかとそんなことはない。SNS(特にFacebook)の普及によって、身近な人向けに自分語りをする人は多いが、Webサイトを作って本格的に情報発信している人は数えるほど。今日は、おいらの知り合いで、広く情報発信している人を紹介してみる企画。顔出し、名前出ししている人もいるので、おいらとの関係性は最小限にとどめておく。
【埋もれた古城】
城フリークの世界ではかなり有名な人。Twitter名のウモは、埋もれたを省略したものでなかなかよい命名なり。日本各地の城または城跡を訪れてレポートしている。城跡と言っても観光地化されていないヤブの中に分け入って痕跡を探り、縄張り図を描いて公開している。仕事が休みの日は、ほぼほぼ城巡りに費やしているようで、長い休みをとっての遠征をしている。仕事はほどほどにして、プライベートを優先するあたりは共感できる。おいらも城好きではあるが、ウモさんにくらべれば幼稚園児並み。城好きという土俵はニッチとは言い切れずそこそこ広い。そこで有名人となり、書籍すら発行しているという行動力は素晴らしい。
おいらとの関係性で言えば30年ほど前に1年くらい営業の仕事をしたこと。印象に残っているのは彼の質問で、C++のプラスプラスは何を意味するか?オブジェクト指向であることを即答したおいらに対して、彼はやや満足気だった。その翌年においらが異動になりCADのプログラミングでC++をやりはじめたからこそ印象に残ってるのかな。彼の発言で覚えているのは「やってらんに!」。若い営業仲間が集う喫茶店で、そうやって何度も発言していたっけ。その1年間の印象が強かったため、おいらの印象に強く残り、ネットで彼を見つけたのは数年前。
【Sammy Tacker | Rock ‘n’ Camp】
会社を早期退職してYouTuberになった人。チャンネル登録者数293人だから、副業とまではいっていない。アマチュアバンドマンで、ソロキャンパー。新型ハスラーで近隣のキャンプ場に出かけて、キャンプ道具やら食事についてレポートしている。定年前にサクっと仕事を辞めて、悠々自適に過ごしているというのその生き様にあこがれる。よく知らんけど、勝算あっての早期退職っぽいのでその生き様はこれからも注目していきたい。サミーという名で、以前ブログを書いていてよく読ませてもらっていたが、そのブログは今現在見つからない。社内の楽器ができる人とバンドを組んで活動していたのをちょいちょいみていたが、その後社内バンドの話は聞かなくなった。仕事をバリバリやって出世するなんて人生を目指すと、その道程には死屍累々の敗残者がいて、数少ない成功者がいる。若い頃は成功者になれるなんて根拠なき妄想をしていたが、社歴が長くなってくれば自分のチカラはわかってくる。プライベート優先で人生を楽しむ先輩として、Sammyさんのことをリスペクトしている。
【はやしすみこ】
絵描きの人。彼女がWebデザイナーとして仕事をしていたときにちょっと接点があった。あるとき会社を辞めて、絵描きとしての実績を積んで、さらに美大に入学して学んでいたみたい。ムサビの4年生だったのが1年前だったので卒業したのかな。。教職課程を取って、教員採用試験を受けるってことだったのでうまくいけば先生になっている。夢を追いかけるということでは、素晴らしい生き方。サラリーマンとして30年近く同じ会社で働いているおいらから見たらリスキーな人生だが、生き方は人それぞれ。夢に向かってがんばっている人は応援したくなるね。ブログ記事更新が停滞しているのが気がかりだが、まぁそのうち更新されることだろう。
CAD日記は17年も続けていて、約2千記事もあるなんてねぇ。ただ書き散らかしてきただけなので、上に挙げた人達ほどの活躍はしていない。誰でもない人間が、名を残せるかもしれないのがネット社会。誰でもないままでも、おいらのまわりの人が何かの折にググった結果としてヒットするかもしれない。それがおいらだとわからないまでも、誰かの役に立ったならそれでよい。CAD、プログラミング、投資、雑感。ライフワークとしてこれからもずっと、CAD日記を書き続けていく。