今年も出たねぇAutoCAD 2026。dwgが2018形式のままだったというのはここ数年のお約束的なことで、2018以来だから9年間もデータ形式を保持している。もう永久に変わらないんじゃないかという雰囲気。
新機能をみると、ネタ切れ感が満載だった。GPUテキストってなんだいって思ったら、TrueTypeフォントの描画を速くしたようなものらしい。GPUはDirectX 12のことみたいで、GPUで高速描画できるようになったという印象。実際に体感したわけではないからわからんが。。
コードネームはWatt。情報ソースはこちら。
ワットと言えば、電力(=電圧×電流)のこと。ワットという名称は、蒸気機関の発展に大いに貢献したスコットランド人の
ジェームズ・ワット (James Watt) にちなんで名づけられた。後者を意味した命名であることは明らか。去年がVennでベン図を発明したジョン・ベンに由来した命名だったから。
18世紀に数々の偉大な成果を出した発明家。電気が発明されたのが19世紀なので、蒸気機関がその当時の動力。何をした人かと言えば、その蒸気機関の効率や費用対効果を著しく高めたとのこと。その特許で資産家となり、引退後も発明を続け、1819年に83歳で亡くなった。
こないだまではAutodeskの中の人がブログで明らかにしていたのだが、ブログが移転して過去記事がまだ移植されていないため、現時点でその記事が行方不明なので、ググって調べた次第。なお移転先はこちらになる。
AutoCADのコードネームをアルファベットの順に付けるようになった2011以降の名前は以下の通り。
2011 Hammer
2012 Ironman
2013 Jaws
2014 Keystone
2015 Longbow
2016 Maestro
2017 Nautilus
2018 Omega
2019 Pi
2020 Qubit
2021 Rogue
2022 Sequoia
2023 Turing
2024 Ursa
2025 Venn
2026 Watt
今年もdwg形式は変わらずに2018形式のまま。丸9年変わっていないことになるので、もうずっとこのままだろう。変える動機がないとも言える。dwg形式を変えずとも、新しいデータをdwgに保存するための仕組みが確立しているはず。もし今後変えるようなことがあれば、AutoCAD互換CAD界隈および国産CAD界隈は大騒ぎになるはず。それに対応したODAのライブラリは半年もすれば出そろうとして、それを組み込む側の技術者が年老いている。老いただけならいいが、引退していたり死んじゃっていたらタイヘン。若手ががんばって取り組むしかなく、手探りでやることになるだろう。おいらはまだ55歳だから、まぁできるだろう。
残りのアルファベットはX、Y、Zの3つ。Zで終わるわけもなく、次はA、B、Cと続いていくのだろう。AutoCAD 2030はAからはじまることになり、古代ギリシアの数学者アルキメデス(Archimedes)になるのではないか。アルキメデスの原理は聞いたことがあるが何なのか知らんかった。流体(液体や気体)中の物体は、その物体が押しのけている流体の質量が及ぼす重力と同じ大きさで上向きの浮力を受ける。